貸切バスの達人が教えるトイレ付きバスは借りられる?利用前に知っておきたいこと

貸切バスの達人
バス旅行ではトイレの有無が気になりませんか。ほかの乗客を気にせず宴会やゲームができるうえ、サロンシート付きであれば移動中に会議も行えるため、貸切バスは人気です。ただし、バスにはトイレがないものもあり、敬遠する旅行客も少なくありません。長時間の移動でトイレを我慢するのはつらいものです。バスの予約をするときにはトイレが備わっているかを確認しましょう。この記事では、トイレ付きの貸切バスについて解説します。

貸切バスの達人になるまでのチェックポイント1トイレ付きバスについて

トイレ付バス

バス旅行では往々にして、トイレに行きたくなったときの対策が悩みどころとなります。特に、長時間の移動では車内で食事を行うことも多くなります。つまり、尿意や便意をもよおす確率が高くなるため、トイレ問題は無視できません。通常、バス旅行ではサービスエリアに辿り着いたときをトイレ休憩としています。ただし、渋滞などのトラブルに巻き込まれてしまうと、予定通りにトイレ休憩をとるのは困難です。大人の乗客だけならまだしも、子供の乗客なら尿意を我慢しきれなくなる可能性も出てきます。
そもそも、サービスエリアでしか用を足せない状態をストレスに感じる人もいるでしょう。サービスエリアでは駐車場からトイレまでに距離があるのも、デメリットのひとつです。新幹線や飛行機ならトイレは自由に行けるため、余計にバスは不便に思われがちです。そこで、バスを予約する際にはトイレ付きの車両を探すのが得策といえます。ランクアップしたバスではトイレ内の空間が広く、リラックスして過ごせます。また、着替え台などもそなわっているので、幼児を連れてきている乗客にとっても安心です。トイレが車内にあると思えば、飲食をしたいときでも量を抑える必要がなくなります。

貸切バスの達人になるまでのチェックポイント2貸切観光バスにトイレ付きバスはあるの?

貸切観光バス

バス会社などのサイトをのぞいてみると、多くの車両に「トイレ付き」と記載されています。バス会社からすればトイレがそなわっていることはPRポイントになるので積極的に宣伝しています。高速バスや夜行バス、パックのバス旅行ツアーなどでは、たくさんのトイレ付きバスを見つけられるでしょう。さまざまな年代層に利用されているこれらの車両では、サービスエリアを待たずに車内で用を済ませたい事情のある乗客も多いからです。
しかし、貸切観光バスともなると、トイレ付き車両の数は減ってしまいます。しかも、総数は時代とともに減少傾向であり、見つけるのは難しくなっています。それでも、ごくわずかながらトイレ付きの車両も出回っていて利用可能です。ただし、非常に人気が高いため、かなり先まで予約がふさがっているケースもありえます。また、ほとんどが大型バスであり、中型以下の車両は非常に稀少です。何がなんでもトイレ付きの貸切観光バスを希望するなら、できるだけ早く予約をするように心がけましょう。

貸切バスの達人になるまでのチェックポイント3貸切バスでトイレ付きが少ない理由

理由

高速バスなどではトイレ付き車両も少なくないのに対し、貸切バスでは稀になってしまうのには理由があります。まず、貸切バスには小型車が多いため、そもそもトイレを設置する余裕がないことが挙げられるでしょう。また、トイレがあるとそのぶん、座席を減らさないといけないのもデメリットです。そのため、バス会社はトイレ付きの貸切車両を敬遠するようになりました。トイレがあることで、清掃の手間が増えてしまうのもバス会社からすると大きな問題です。
それに、貸切バスは料金の安さを売りにしています。設備を多くすると、それだけコストもかかってしまいます。低価格でサービスを提供するためには、トイレなどを省いて車両を用意しなければいけません。つまり、トイレのない貸切バスでたくさんの乗客に利用してもらったほうが、バス会社の収益は上がります。一方、利用者の立場からしても、トイレ付きにして料金が高くなるのは好ましくない事態です。バス旅行を選ぶ団体の多くが、少ない予算で手軽に目的地まで移動したいと考えています。大人の団体客であれば、車内にトイレがなくても我慢できる人が多いため、より安い車両を歓迎します。会社側にとっても、利用者側にとっても、トイレ付きバスへのこだわりは薄れつつあるのです。

貸切バスの達人になるまでのチェックポイント4トイレ付きバスを借りる前に知っておくべき注意点

注意点

バスにトイレがついていたとしても、使い方を間違えるとトラブルを起こしかねません。旅行の幹事は事前に注意点を乗客に伝えて、安全に利用してもらいましょう。まず、車両のトイレには利用回数に限界があります。当然ながら、車内には下水が通っているわけではないので、汚物はタンクへとたまっていきます。つまり、汚物タンクが満杯になり次第、トイレはもう使えません。あまりにも乗客が多かったり、飲酒などをして用を足す回数が過度に増えたりしたときに起こりえる問題です。幹事は念のため、トイレが使えなくなったときのためにサービスエリアの位置を把握しておくのが賢明です。
また、走行中は車内のトイレも揺れの影響を受けてしまいます。用を足しているときに飛び散ったり、集中できなかったりする恐れも生まれます。それに、トイレまでの移動も気をつけなければ危険です。車内の決して広くない通路を歩いていくだけでも面倒ですし、トイレへの階段で転んでしまうと怪我をすることさえありえます。トイレはできるだけ、穏やかな道を走っているときに利用することが大切です。そして、ほかの乗客の迷惑にならないよう、慎重に座席から往復するようにします。

貸切バスの達人になるまでのチェックポイント5トイレ付きバスのコスパはいい?

見積り

バスにトイレがあれば安心という人がいる一方で、あまり気にしない人も少なくありません。なぜなら、車内のトイレには利用回数制限があるので、気軽に利用しづらいからです。お年寄りや子供、体調が悪い乗客などがいる車内では、余計にトイレに行く気が起こらないでしょう。そのため、車内にトイレがあったとしてもサービスエリアに着いたとき、用を足しに出て行くケースが一般的です。実際、多くのバス会社が乗客に対し、サービスエリアに留まっている時間をトイレ休憩とアナウンスしています。乗客の誰もが車内のトイレを1度も使わないまま旅行を終える場合も十分にありえます。
こういった傾向を考えると、割高にしてまでトイレ付きのバスを借りるコストパフォーマンスは、効率的と断定できません。そもそも、最初から車内のトイレを使うつもりがない乗客もたくさんいます。その結果、多くの旅行で車内トイレは「非常用」として扱われています。つまり、渋滞があったり、腹痛などをこらえきれなかったりするときのみに利用可能な設備です。それでも、少しでも費用を安く抑えるならトイレにこだわらないという考え方もできます。休憩を多くとれば、車内にトイレがなくても快適に移動時間を過ごせます。

貸切バスの達人になるまでのチェックポイント6トイレ付きバスがおすすめの人

家族

バスにトイレがあるデメリットをメリットが上回ることもあります。乗客の顔ぶれを見渡して、必要だと感じるならトイレ付き車両を予約するのも効果的でしょう。たとえば、車酔いしやすい人にとってはトイレ付きが安心です。吐き気をもよおした場合、サービスエリアまで我慢するのは非常に困難です。それに、一度気分が悪くなってしまうとわずかな距離を歩くのも苦痛に感じます。バスから外に出てトイレまで歩いていく行為すらつらいでしょう。そうしたタイプにとっては、車内にトイレがあるとずっと楽です。同じ理由で、持病がある人やお腹を壊しやすい人などにも、車内トイレは重宝されます。
子連れの乗客からしても、車内トイレはありがたいスペースです。特に、赤ちゃんであればオムツを替える場所が必要です。トイレがない車内で、泣き続ける赤ちゃんとずっと一緒にいるのはたいへん気まずい時間となってしまうでしょう。そして、車内で宴会を行い、飲酒をするならトイレも近くなるので車内にあると便利です。ただし、あまりにも宴会の人数が多いとあっという間に汚物タンクがたまってしまうので注意しましょう。そのほか、観光シーズンで渋滞が予想される時期に旅行に行く場合も、車内トイレがあるとストレスが減ります。

貸切バスの達人になるまでのチェックポイント7もしトイレ付きバスが借りられなかったら?

サービスエリア

もしもトイレ付きバスを予約できなかったとしても、対処法は残されています。たとえば、トイレがなくても貸切バスなら問題をある程度解決できます。貸切ならバス会社が定めた運行スケジュールではなく、利用者の希望で目的地を決めることが可能です。そのため、通常よりもこまめにサービエリアに立ち寄れば、車内にトイレがなくても尿意をひどく我慢せずに済みます。1時間に1回など、観光ツアーや高速バスではありえない頻度でトイレ休憩をとっても許されるのです。さらに、予定になかったサービスエリアでも、乗客からの希望があれば立ち寄るといった臨機応変な対応ができます。
サービスエリアのトイレ休憩は時間が短くて不安という意見もあります。しかし、貸切バスであれば休憩時間の調整も柔軟に行えるのが魅力です。乗客が余裕を持ってバスまで帰ってこられるよう、トイレ休憩を長めにとってみてもいいでしょう。逆に、先を急ぎたいときには休憩を省略して先に向かうなどのスケジュール変更もその都度できます。スケジュールさえ工夫すれば、トイレのないバスが致命的な欠点になるとも限りません。むしろ、乗客の感覚に合わせて移動時間をリラックスしながら楽しく過ごせることもあります。

ケースに合わせて柔軟に
バス旅行では、車両にトイレがあると安心なのは事実です。サービスエリアまで我慢しなくて済むので、高齢者や子供が多い団体にはぴったりでしょう。しかし、観光用のトイレ付きバスは台数が少ないため、リサーチしてから予約するまでが面倒になりがちです。そのうえ、トイレの有無で料金も変わってくるため、予算をなるべく安くしたい旅行には向いていません。幹事はほかの乗客に聞くなどして、本当に車内トイレが必要かどうかを確かめておきましょう。道中のスケジュールを工夫できるなら、バス旅行のコスパは抑えられます。バス旅行に求める内容は団体によって変わるため、必要があるケースではトイレ付きバスにするなど、柔軟に対応しましょう。

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