貸切バスの達人が教えるバス酔いが心配!酔わない席があるって本当?

貸切バスの達人
長時間の移動でバスを利用する時、悩みとして多くの人がバス酔いについて挙げます。体質によって個人差はありますが、乗り物酔いがひどい人の場合は、バスのシートの匂いだけでも気分が悪くこともあります。そんな人のために、ここではバス酔いのメカニズムを詳しく解説していきながら、酔わないための席選びなどを紹介していきます。

貸切バスの達人になるまでのチェックポイント1どうしてバス酔いをしてしまうの?

疑問

バス酔いはどのようにして起こるのでしょうか。対策を講じるためには、まず原因をよく知る必要があります。バス酔い(乗り物酔い)の原因となるのは、乗り物の揺れや加減速によって起こる自律神経の乱れです。もっと詳しく説明すると、内耳にある三半規管や前庭といった器官が、乗り物の振動や加減速の反復によって刺激されることで、自律神経や平衡感覚が乱れてしまい、その結果バス酔いの症状が表れます。バス酔いの症状の例としては、顔面蒼白、冷や汗、吐き気、嘔吐などが挙げられます。移動中のバスの中では、大抵空調がきているので、汗によって冷えた身体がさらに冷やされ、ますます体調は悪化してしまいます。このように、一度バス酔いの症状が起きてしまうと、一旦バスが停止してくれるまで負のスパイラルは続いていくのです。

またバス酔いの原因となるのは、何も揺れや加速減だけではありません。特にバス酔いのひどい人にとっては、バス内のシートなどの匂いや、移動中の窓の外の景色など、視覚や嗅覚からの不快感も原因の1つです。また、半密閉された空間にいることによる精神的ストレスや、自分バス酔いしやすいという思い込みからの不安も、バス酔いの発現に関与しているといわれています。

貸切バスの達人になるまでのチェックポイント2バス酔いがしにくい席はどこ?

バス酔いは一度起こってしまうと、バスが停止するまではなかなかおさまることはありません。つまりバス酔いを回避するには、バス酔いにならないことが唯一の回避方法ともいえます。そこでバス酔い防止対策の1つとして、バスの座席の中でもとりわけバス酔いの席はどこなのか紹介していきます。

まずバス酔いしにくい席としてよく知られているのは、窓際です。走行中に乗り物酔いの症状が起こった際に、遠くの景色を見れば酔いの症状が軽減されるというのは有名な話です。走行中に激しく動く景色を目が追ってしまうと、目の平衡機能障害が起こり、酔いやすくなります。そこで遠くのゆっくり動く景色を見つめることで、ある程度酔っている状態でも症状を緩和することができます。(目をつぶっても、同様に症状が緩和されます)次に、窓際以外で酔いにくい席としては、前から4〜5列目の席です。理由としては、この席がもっともタイヤから伝わる振動が弱いからです。タイヤの上にある席は、走行中の振動が伝わりやすく、必然的にバス酔いしやすい席となります。バス酔いを防ぐには、どの席が一番振動から遠いかを見極めるのが重要です。

貸切バスの達人になるまでのチェックポイント3座席別に解説!快適に座れるのはどこ?

バスの座席

バス酔いは振動だけではなく、さまざまな要因で引き起こされます。そこでバスの座席を前列と後列に分けて、酔いにくく快適に座れる場所を紹介していきます。まず前列の座席のメリットは、後列と比べて空気の入れ替えが比較的に多く、前方の視野が広いので、バス酔いしにくい要因が揃っているところです。逆にデメリットとしては、冷暖房が効きにくく、対向車のガラスの反射光などで目が眩んでしまうところです。酔いにくくはありますが、後列の席と比べると快適さという点では少し難があるといえます。
次に後列の席ですが、メリットとしては前列と比べて左右の揺れがとても少ないところです。そのため、前列の席よりも落ち着くという人は多いです。ただし、後列では空調や換気が悪く、一度バス酔いの症状が表れてしまうと、なかなか症状を軽減させることができません。また、後列はバスの中全体を見渡すことができ、バス自体の揺れや上下動を直に感じやすいところも問題です。
前列の座席にも後列の座席にもメリットとデメリットがあり、どの席が酔いにくく快適な席かというのは人によって異なります。バスの座席を自由に選べるのであれば、自分の体質に合った座席を選ぶようにしましょう。

貸切バスの達人になるまでのチェックポイント4バス酔いしてしまった時の対処法

これまでに、バス酔いの症状を軽減する方法として、窓の外の遠くを見るという方法を紹介しましたが、それ以外の対処法もたくさんあります。その1つとしてまず挙げられるのが、酔い止めを飲むことです。自分が乗り物酔いしやすい人は、長時間乗り物に乗る場合はあらかじめ酔い止めを準備しておきましょう。酔い止めは普通、乗り物に乗る前に飲むというのが常識ですが、酔ってからでも効果の出る酔い止めもたくさんあります。薬のタイプも錠剤やカプセルと豊富ですが、乗り物酔いがひどいという人はカプセル型の酔い止めをオススメします。錠剤タイプや粉タイプは、即効性はあるものの、口の中に薬の味が残ってしまって、かえって気分が悪く場合があります。

酔い止めを持っていない状態でバス酔いしてしまった場合、まずは衣服を緩めることから始めましょう。酔っている状態では、わずかな拘束感でも苦しいと感じてしまいます。自律神経が乱れている状態では体温調節が上手くできないので注意が必要ですが、自分がその時一番楽になれる姿勢をとることを優先してください。次に酔いの初期症状を自覚した場合や、空腹感が気持ち悪い場合などは、アメやチョコレートなどを食べて血糖値を上げると、脳や胃によい刺激が与えられて症状が緩和されます。

長時間のバス移動の場合は、必ず一定時間毎に停止して休憩時間をとってくれます。酔っている場合はもちろんのこと、酔っていない場合でも一度外に出て、気分を整えましょう。エンジンを切っている状態でも、バスの中と外では全然違います。酔っている場合は、休憩のついでに酔い止めや、アメなどを購入して次の移動に備えるのもいいでしょう。

貸切バスの達人になるまでのチェックポイント5バス酔いが辛い人は前方の座席を選ぶのがおすすめ

バス酔いがひどいという人は、バスの揺れ自体もそうですが、シートの匂いやバス内の閉塞感によるストレスも大きな原因として考えられます。これまで酔いにくいバスの座席はどこかというのを解説してきましたが、酔いがツライ人は前方の座席を選ぶことをオススメします。空気の入れ替えが比較的多い前方座席は、シートの匂いも強くありませんし、前方の視界が開けていることで閉塞感によるストレスも少ないです。その分、空調の効果は薄くなってしまいますが、あらかじめ分かっていれば対策もできるでしょう。このコラムで書いた対策法などを実践すれば、長距離移動もなんなくこなせるはずです。まずは気を強く持ち、乗り物酔いに対する準備を十分に整えて、不安なんて消し飛ばしてしまいましょう。

貸切バスの達人が教える!

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