車椅子の利用者も安心!リフト付き貸切バスをレンタルしよう

車椅子を利用している人を含めた観光で貸切バスを利用するとなると、きちんと乗せられるか不安になることもあるでしょう。しかし、貸切バスにおいては車椅子の人でもスムーズに乗せられるリフト付き貸切バスが存在します。快適に安全に旅行を楽しむためにも有効な手段となっていますが、利用するためには注意点があるので事前に確認することが大事です。そこで今回はリフト付き貸切バスの特徴をご紹介していくので、車椅子の人でも移動手段を楽しめる観光を考えていきましょう。

  1. POINT1

    車椅子を乗せるならリフト付き貸切バス!

    リフト付きバス

    リフト付き貸切バスとは、車椅子に乗ったままバスに乗れるよう工夫されたバスです。
    マイクロバスから大型バスまでバスの種類やサイズは様々ですが、車椅子用の座席が1台〜6台まであることが一般的です。
    マイクロバスでは、バスの後方部分が観音扉となっており、扉が広く開閉するので乗り降りもラクに行うことができるでしょう。
    大型バスでは、バスの上部や中央部分に昇降扉があることが一般的で、リフトによって手軽に乗せられる仕組みとなっています。
    車椅子のまま移動することになるので不安に感じる人もいるでしょうが、車椅子はベルトや設備によってしっかりと固定されており、車椅子のまま装着できるシートベルトもあるので安心です。

  2. POINT2

    リフト付き貸切バスは料金が高め

    見積書

    貸切バスを車椅子の人でも安心して利用できるリフト付き貸切バスを借りる際に、最も気になるのは料金ではないでしょうか?
    リフト付き貸切バスは、一般的な貸切バスと比べると料金が高めに設定されています。
    その理由は、入念な確認作業やリフト操作、急なトラブルにも対応できるよう、運転手が2名乗車することもあるため通常よりも割高となるのです。
    一般的な貸切バスと比較をすると、約1.5〜2倍ほどの費用が掛かることが多く、バス会社によって違いもあるので期間や費用は余裕を持って予約することが肝心です。
    ただし、料金が上限単価で計算されている場合は、障害者割引が適応されることもあるので、事前にバス会社に確認をして調べておきましょう。

  3. POINT3

    リフト付き貸切バスに車椅子を乗せる方法

    車いす

    車椅子をリフト付き貸切バスに乗せるには、どういった方法で乗せるのか気になる人もいるでしょう。
    そこで、リフト付き貸切バスを展開しているいすゞ自動車の「ガーラ」を参考に、車椅子を乗せる方法をご紹介していきます。

    (1)バスの車高を下げる
    リフトを操作する際にバスが傾かないようにニーディング機能を使用してバスの車高を低くします。
    車椅子を車内に入れる際に低い位置からできるように配慮する意味もあるようです。

    (2)リフトを出す
    車イス乗降口からリフトを引き出し、車椅子を乗せる準備をします。

    (3)車椅子用のスペースを作る
    車椅子を乗せる場所の座席を折りたたんでスペースを作るか、座席を取り外してスペースを作ります。

    (4)バス車内へ車椅子ごと乗せる
    車内に車椅子用の場所が確保できたら、電動リフトを使用して車椅子を車内へ入れていきます。
    車椅子だけではなく、介助者も一緒に乗ることができるので安心でしょう。

    (5)固定する
    安全のために車椅子を固定します。

    上記の方法によってリフト付き貸切バスに車椅子を乗せることになりますが、準備から乗り込み完了までには40分以上掛かることもあります。

  4. POINT4

    ドライブヘルパーがいればより安心

    ヘルパー

    移動している際にも不安な面があると思うので、ドライブヘルパーが一緒に同乗していることで、より安心感を与えながら観光が楽しめるでしょう。
    ドライブヘルパーとは、ホームヘルパーや介護福祉士といった介護資格に加えて旅行関連の資格を保有する人です。
    介護と看護の知識を持ち、同時に体が不自由な方も楽しめる旅行プランを立ててくれるスペシャリストです。
    季節や天候に合わせて柔軟に対応してくれるので、安心度はぐっと高まります。
    数は限定されてしまいますが、安心を最優先するのであればドライブヘルパーのいるバス会社の利用を検討してみましょう。

  5. POINT5

    別の移動手段も考えておこう

    介護タクシー

    リフト付き貸切バスは、車椅子でも安心してバスが利用できる貴重なバスです。 しかし、台数が少ないために予約でいっぱいになってしまったり、所有していないことからレンタルできなかったりすることも考えられるでしょう。 バス会社全体でもリフト付き貸切バスを所有しているバス会社は1〜2%ほどと非常に少ないです。 近年では、東京パラリンピックの影響で所有している会社が徐々に増えつつありますが、地方にはまだまだ少ないです。 そのため、リフト付き貸切バスを借りられなかったときを想定した旅行の計画が大切となります。 人数が多いのであれば折りたたみ式の車椅子を利用して、バス移動をする際にはバスのトランクに入れて持参しましょう。 また、トランクにも乗せられない場合は、車椅子の乗ったまま乗車可能な介護タクシーを利用して移動させる方法も手段の1つです。 ほかの人たちと一緒にバスの中で盛り上がることはできませんが、介護タクシーなので安全安心に移動できます。 どうしてもレンタルできなかった場合には、車椅子の人に納得してもらえるような移動手段を考え、旅行を楽しみましょう。

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