2017年9月24日にニューヨークはブルックリンにて、メトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティー(MTAの通称で知られるニューヨーク州の独立公益会社)による、第24回バスフェスティバルか開催されました!
当日は、1930年代に走っていたビンテージのバスなど年代ごとにさまざまなバスが展示され、ニューヨークの80年の交通の歴史を見ることができました。ここに、その日登場したいくつかの車両を紹介します!面白いのが、展示されるビンテージのバスもこのイベントのために、マンハッタン内を実際に走りイベント会場に向かいました。展示だけでなく、実際に走るところを見れるあたりニューヨークらしい粋な計らいですね。
では、いくつか紹介します。
”Betsy”ベツィー(1931年)

Photo by Patrick Cashin
1930年にフィフスアベニューコーチ会社は、100台のイエロー・コーチ(二階建てバス)「Zタイプ」を購入しました。1931年から1953年までマンハッタンを走り、2004年にトランジットミュージアムに買収され、バスフェスティバルで最も古い車両となります。
バス 3100(1956年)
フィフスアベニューコーチ会社による試作バスで、この車両は1956年にアメリカ初のエアコン付きバスとしてデビューしました。 1950年代に最初に導入された際には、プッシュ式の後部出口ドア、後部のラップアラウンドシート、ソフトシート、蛍光灯などさまざまな設備が導入されましたます。 20年間のバスとして乗客を乗せて走らせた後、この車両はトランジット警察に配属され、1970年代半ばにすべてのサービスから引退しました。
バス 9098(1958年)
ゼネラルモーターズが製造するこのモデルTDH 5106は、ニューヨーク市の最初のバスでスライド式の窓を備えていました。このモデルは1958年にデビューし、後に時代の標準となったツートーンの緑の配色を導入しました。
実際にバスが走る様子を写したビデオ
4.現在のニューヨークのバスといえば、
ニューヨーク市内を走るバスと地下鉄は基本的に、先述のMTAによって運営され、料金は地下鉄・バス共に基本的に$3.00となっています。
バス乗車時には、事前にメトロカードという磁器付きのカードの購入が必要となります。メトロカードは、駅や販売所にて購入可能ですが、日本のバスと大きくことなることは、駅のアナウンスがないので、走ってる道をチェックして自分で降りる場所の確認をしないといけません。(ドライバーにここに着いたら知らせて!といえば、知らせてくれる場合ももあります)

メトロカード
ニューヨークは、同じくMTAによる地下鉄が街中を網羅しているので、バスを使う人は少ないと思われるかもしれませんが、マンハッタンを東西に結ぶ地下鉄がわずかなので、その移動の際は、バスが非常に役に立ちます。
そして、現在MTAでは、バスの新型化を進めています。2016年からの5年間で2014台を新型化する予定で、新型バスには、無料Wi-FIと充電ポートがつき、インターネットやスマホが欠かせなくなったこの時代、乗客にとって頼もしいサービスとなりそうです。ちなみに、新型バスにはUSB充電ポートが35〜55カ所設置されているそうです。
将来は、現在走っているバスの40%が新型バスになり、その導入コストは13億ドル(約1470億円)にもなるそうです。日本では2014年から都営バスにWi-Fiが搭載されているようですが、充電ポートの導入は今後の課題になるかもしれませんね。日本国内の貸切バスでも、無料WIFIや充電ポートがつけば、団体旅行に、グループ旅行、そして視察、送迎などに、多いに役立ちそうですね!
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バスのサイズもバス会社によって、さまざまに取り揃えています。大人数なら大型バス、視察や、送迎には中型バス、小型バス、冠婚葬祭や小グループには、マイクロバスやミニバスをご利用ください。
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